災害時のスマホの活用方法。電源と通信障害に備えよう!

スマホ(スマートフォン)の電源

便利なデジタル機器もバッテリーが切れれば役に立ちません。災害時はスマホ本体のバッテリー切れを想定する必要があります。

バッテリー関係の備えを大まかに分類すると下記のようになります。(下記の分類は一般的な名称です)

モバイルバッテリー

主にポケットサイズのバッテリーで、事前に充電した電力をUSB経由で給電します。
スマホ1台分容量の最低限のものから複数台(複数回)充電可能なものまで各種あります。
充電にはUSBケーブルやコンセントアダプターが必要となる場合が多いので合わせてご準備ください。

ポータブルバッテリー

小型のものは辞書サイズからあります。大型であればトロリーバッグサイズでキャスター付きというものもあります。
事前に充電した電力をUSB出力だけでなく、コンセントからの出力も可能で、容量の範囲内ならば各種電化製品が利用できます。
少し変わり種では、車のバッテリートラブル時に役立つジャンプスターター型も登場しています。
個人、家庭用としては大げさかもしれませんが、企業・団体等の備えとしては有力です。

発電機

過去の停電対策でご紹介していますので、2018年12月5日分をぜひご覧ください。

停電対策 企業・団体編について

乾電池式モバイルバッテリー(最後の切り札)

主に単三乾電池や単三型充電池からスマホに給電することができます。
停電が長期化した際も乾電池さえが入手できればスマホの充電が可能になります。
エネループ等の長期保存対応の充電池をセットで備えておくと防災用として心強いです。

注意点

モバイルバッテリー付属のUSBケーブルにのみ対応で、大手メーカー品でもスマホ付属のケーブルさえ受け付けない製品も少なくありません。必ず動作確認を行ってください。
他にも、ソーラー発電機や手回し発電のマルチツールなど、色々な防災用品が登場していますが、スマホへの給電に限って言いますと「そもそも発電できる電力が弱い」(太陽光にあてる時間が数日必要、手回しする時間が数時間必要など)製品もあり、性能や使用上の注意点をよくご確認ください。

初めて防災用品を購入する法人様へ

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