6月に入りまして、いよいよ各地で梅雨入りのニュースが流れ始めています。今年(2018年)は平年よりも数日早めの梅雨入りとなっており、雨具等の準備がまだという方もいらっしゃるかもしれません。雨が多いとなかなか外出が億劫になる時期ですが、紫陽花など梅雨ならではの楽しみもあり楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

梅雨と言いますと大雨・長雨などにより水害が発生するシーズンのため、防災の面からも無視できません。今回は水害についての備えをアドバイスしたいと思います。

洪水、水害とは?

まずは一般的な洪水という言葉を調べますと『河川の水位や流量が異常に増大することにより、平常の河道から河川敷内に水があふれること、及び、堤防等から河川敷の外側に水があふれること。』

(出展)河川、洪水、地面現象に関する用語 気象庁

今回はこれをもとに少し拡大しまして
「外水氾濫」(河川氾濫ともいう):上記の気象庁が定義する洪水。
「内水氾濫」:河川の水位の上昇や流域内の多量の降雨などにより、河川外における住宅地などの排水が困難となり浸水すること。出展:洪水に関する用語(気象庁)
これらの2つパターンの事象によって引き起こされる災害をまとめて水害と呼びます。

水害が起きる前に備えておきたい事

自治体からの情報をチェック

「自治体が発行するハザードマップ(防災マップ等)」「過去の防災情報(自治体が公開している場合)」を入手し以下の項目をチェック

  1. 自宅(職場)や周辺の危険を知る
  2. 近隣で避難できる場所(学校や公共施設)を知る
  3. 自宅や職場から避難場所までのルートを確認する
    ※②の避難場所は洪水時に避難NGの場所もあるので注意してください。

・避難が必要な場合に備えて持出し品(主に防災バッグ)を準備
(防災バッグの中身については、自治体が発行する防災マニュアル等を参考にしてください。)

※水害の際の避難で必要な用具については後編で避難の注意点と合わせてご紹介します。

・情報収集の手段をチェック

インターネットの時代ですので、自治体のWebページや天気予報の他にも役立つ情報があります。

  • 川の防災情報(国土交通省)
    https://www.river.go.jp/kawabou/ipTopGaikyo.do
    河川の水位や防災情報を知る事ができます。
    水位が上昇した川には近づかないようにしましょう。
  • 高解像度降水ナウキャスト(気象庁)
    https://www.jma.go.jp/jp/highresorad/index.html
    降っている雨の強さや、雨の動きを地図上で知る事ができます。
    早めの避難には広範囲の情報をチェックする事をオススメします。
  • 防災メール
    自治体によっては警報・注意報や避難情報をメールで一斉配信してくれるサービスが用意されています。
    例)おおさか防災メール
    ※大阪府以外の方はぜひ地元で同様のサービスが提供されているか確認してみてください。

今回はここまでとなりますが、次回の後編では実際に雨が降っている際の注意点や、やむを得ず避難する際の注意点等をご紹介したいと思います。