トイレ処理剤における抗菌効果の必要性

トイレ処理剤における抗菌効果の必要性

災害時に緊急避難場所に指定されている学校や公民館などには緊急時に多くの人が集まってきますが、震災時には水が使えない場合が多く、水洗トイレは使えなくなってしまう可能性があります。
その際に災害用簡易トイレや携帯簡易トイレが活躍するのですが、大きな問題となるのが感染症の発症です。食中毒などの感染症の原因菌となる大腸菌、アンモニア産生菌、カンジタ菌、サルモネラ菌およびブドウ状球菌といった雑菌類は排泄物の中で繁殖します。
ただ固めるだけの災害用トイレ処理セットでは二次災害を起こしてしまう可能性が高く、きちんと雑菌を抗菌することが出来るトイレ処理セットをお買い求め頂くことをオススメいたします。

マイレット凝固剤の性能

マイレットの抗菌性凝固剤は数十秒ですばやく凝固し、排泄物の嫌なニオイをカットします。抗菌性にも優れているので雑菌の繁殖を防ぎます。
マイレットの抗菌性凝固剤が固まる様子を撮影しました。
※凝固剤7g(1回分)、水300cc(成人男性平均排尿量)
※この映像に音声はございません。

マイレット凝固剤の安全性

マイレットのトイレ処理剤として使用している抗菌性凝固剤は、皮膚刺激性試験、経口毒性試験、抗菌性試験、長期安定性試験といった各種試験を行い、安全性を確認しています。

マイレット凝固剤の抗菌効果

マイレット凝固剤の抗菌効果

マイレット凝固剤の消臭効果

マイレットの抗菌性凝固剤は、汚物や排泄物に振りかけるだけで液体に反応しすばやく固めます。凝固時にアンモニア等の臭気を閉じ込めてしまいますので、嫌な臭いが広がりません。

測定方法

  • 1. 20Lの広口ポリタンクにガス注入口を設け、約50ppmのガス濃度になるように注射器でアンモニアガスを注入してポリタンク内にガスを拡散させる。
  • 2. ガス検知器(北川式)にセットしたガス検知管(NH3、0.2〜20ppm)でポリタンクのガス採取孔より50ml吸引してガス濃度を測り、約50ppmであることをチェックする。
  • 3. 次に、90mmφシャーレにマイレット10gを入れ均一に拡げる。
  • 4. このマイレットの入ったシャーレをポリタンクの広口からポリタンクの中央部に素速く静かに入れ密閉にして、すぐにガス検知管でガス濃度を測る。
  • 5. その後所定の時間放置後に同じくガス検知管でガス濃度を測って、濃度の減少状態を調べる。
  • 6. 同時に、マイレットを入れないシャーレで同じように測定してブランクの値とする。

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