管理組合様必見!マンションでの防災対策を3つご紹介します

BCP(事業継続計画)

マンションでの防災対策には、エレベーターに閉じ込められた場合の対策や備蓄品の運搬対策、断水・停電時のトイレ対策などがあります。地震が起きてすぐには行政も自治体も対応が間に合いません。まずは自分たちで出来ることを準備しておく必要があります。
マンションの防災対策には、高層・高密度という点で独自の対策が必要となってくるので、しっかりチェックしておきましょう。

対策1. エレベーター内での閉じ込め対策

エレベーター内での閉じ込め対策

首都直下型地震では、エレベーター閉じ込めによる救助者数は1万人にも及ぶといわれています。
地震が起きてエレベーターが停止した場合、復旧にかかるまでの時間は約4~5時間。エレベーター停止時には停電も予想されます。もし地震が起きたのが寒い冬であれば、真っ暗で凍えそうな中、長時間エレベーターの中で過ごすことを想定しなければなりません。住民の方のためにもエレベーターには最低限窮地をしのげる物資を備蓄しておきましょう。
長時間トイレは我慢できないので、簡易トイレは必須です。

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対策2. 高層マンションでの備蓄品運搬対策

高層マンションでの備蓄品運搬対策

ライフラインが停止した場合に備え、非常食や保存水、衛生用品や防寒具などを備蓄します。しかし、高層マンションになると、エレベーターが停止し備蓄品の運搬が非常に困難になります。エレベーターが停止している中、備蓄品を抱えての階段の上り下りはかなりの負担を強いることになるでしょう。
そこで 高層マンションでは備蓄品を5階ごとに置くことで物資を運ぶ負担を軽減することが推奨されます。
ほかにも移動や運搬が困難な人をサポートしようと管理組合で要援護者のリストを作成し、災害時には各世帯の見回りや備蓄品を届けるといった例もあります。

高層マンションでの備蓄品運搬対策

対策3. 断水・停電時のトイレ対策

地震による断水や停電でトイレの水は流れなくなってしまいます。最近では各家庭で防災備蓄をしている 世帯も増えてきましたが、食料や保存水は備蓄しても簡易トイレを備蓄している家庭はまだまだ少ないです。
マンションの住民に簡易トイレの備蓄を促すとともに、管理組合でも緊急時のトイレ対策に備えましょう。

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