今まさに新型コロナウイルスへの対策で学校や行事などが休止となり影響が広がっておりますが、防災業界でも訓練やイベントが中止となるなど少なからず影響が出ています。
影響といいますと一部で商品の不足が発生しています。中国からの供給に支障の出た商品だけでなく、デマや転売目的の買い占めにより国内生産品までもが品不足となっております。

まず個人的な状況をお話ししますと、私の家族につきましては影響はほぼありません。理由は単純で、生活に必要な消耗品は防災用に備蓄しているので、それを使っている間は影響なしという事になります。(もちろん、使った分の補充は供給が安定してからと考えています)
過去に災害のニュースを見て水や食料品を備蓄している方も多いかと思いますが、生活用品(家庭用の雑貨品や医薬品等)となりますと、まだまだ日本では備蓄という意識は低いのかもしれません。(個人的な見解ですが、今回の騒動で買い占めは一部の人が行っていて、手持ちを切らせたり、残り少なくなって、慌てて購入しているという流れではないかと思います)
今回は生活用品の備蓄についてご紹介したいと思います。

基本的な考え方としては、

  • 『予備を用意しておく』(切れてから、残り少なくなってからはダメ)
  • 『日々使うものは期間で備蓄量を考える』(3日分、7日分、半月分等々)

で備蓄のレベル感(量や入れ替え)を考えてください。
私が意識して備蓄(予備を買い置き)しているものを一例としてご紹介します。

まとめ買いで数セット買い置きのあるもの(特売や徳用パックを購入)

  • ティッシュペーパー
  • キッチンペーパー
  • トイレットペーパー
  • 食品用ラップ
  • 使い捨てカイロ
  • 乾電池、ボタン電池等
  • 紙マスク(防災用としてはホコリを防ぐ目的もあります)

予備で1~2セット買い置きのあるもの(使い切っても予備が家の中にある)

  • 洗剤や石鹸類(ハンドソープ、歯磨き等を含む)
  • 消毒用のアルコール類(スプレーやジェル)
  • ウェットティッシュ(食器可のタイプや、アルコール消毒タイプなど必要に応じて)
  • 洗剤類(食器洗い用、衣類洗い用等)
  • 医薬品(持病の薬やアレルギーの薬、市販の痛み止めや傷薬等)
  • 絆創膏や包帯、ガーゼ類

スペースの関係で、誰でも大量に備蓄できるわけではありませんが、もしもに備えて予備ゼロの状態は回避してください。今回の新型コロナウイルスの件を見ますと、災害用よりも少し範囲を広く考えて『衛生用品』という視点も必要になっていると感じました。

消耗品で忘れてはいけないのが、ガソリン、軽油、灯油等の燃料油です。マスコミは買い占めといった単語を使う傾向がありますが、そもそも大量の備蓄が困難なものですので、普段の使い方(補充の仕方)がカギとなります。例えば車の場合「燃料タンクが半分になったら給油する」だけでも、ガス欠リスクを下げることができます。東日本大震災直後のガソリン不足から自治体の公用車でも半分で給油するルールを採用しているケースがあります。同様にカセットコンロのガス缶も予備を数本用意しておくことをお勧めします。

あらためて念を押しますが、供給が不安定な商品については、可能な限り自前の備蓄品を使ってしのいでください。購入する場合は必要量のみに留めて、広くい行き渡るように各自が意識することで、より早い安定に向かうと思います。(そして不当な価格での転売への対抗にもなります)少々の供給不安にも動じないライフスタイル、普段のちょっとした心がけ(予備を買っておく)で可能になります。