先月11月22日に発生した福島県を震源とする地震から1か月たちました。
いまでも災害用トイレの備蓄についてお問い合わせが相次ぎ、災害用簡易トイレの認知度も上がってきていることを実感しました。
しかし、トイレが使えなくなるのは地震発生時だけではありません。
日常的にも使えなくなる場合があります。
Contents
トイレが使えなくなる原因とは?

地震発生時にトイレが使えなくなる原因はふたつ、
- 便器の破損
- 地震による断水
です。
便器が破損することはめったにありませんが、断水はまれに発生します。
雨量が少なかった夏や台風シーズンに断水のニュースを耳にすることがあります。
しかし意外なことにも冬にも断水の恐れがあります。
冬の断水。豪雪地帯にお住まいの方は要注意!

「雪が降る時期に断水?」
雪が全く降らない地域に住む筆者は災害情報を見て疑問を抱きました。
雪が直接的な原因ではなく、低気温水道管の水が寒さで凍り、水道管を破裂させるのです。
今年1月には山口県では大雪の影響で水道管が凍り、破裂して水漏れし水が使えない地域が相次ぎ、下関市では2790戸で断水が起こりました。
もちろんその間トイレは使えません。
男性(70)は「洗濯機も使えず、困っている。トイレの水は風呂水を使っているが、断水が続けば底をつく」と不安げに話した。”
(朝日新聞DEGITAL 2016年1月27日 より引用)
急な断水で不安になるなか、絶対に我慢ができないトイレが使えなくなるのはかなりストレスが溜まります。
簡易トイレが役に立つのは災害時だけじゃない
トイレが使えなくなるのは地震発生時だけではありません。
そして上記のように断水も水不足によるものだけではなく、冬の寒さが原因で発生する場合もあります。
簡易トイレを備えていたら、地震の時はもちろん断水時にも役に立ちます。
配給の水をトイレのために使うのはもったいないですし、風呂の残り湯も必ずあるとは限りません。
長期保存が可能な簡易トイレを家族の人数分用意しておけば、急な断水時も安心です。
簡易トイレの必要個数は?
断水の復旧日数はその土地や状況によって差がありますが、都市部では3日、地方では7日が目安になっています。
トイレの回数を最低5回とし、簡易トイレの必要個数を計算します。
人数 × 3日or7日 ×5回 = 簡易トイレの必要個数
地震のためだけではなく、日常的に簡易トイレを備えましょう。

災害時建物の倒壊や断水でトイレが使えなくなる事態に備えて簡易トイレの備蓄が推奨されています。
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●コンパクトに備蓄ができる
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