防災を家族にプレゼント!お盆帰省で贈りたい備蓄グッズ

今夏は地震や豪雨といった自然災害と連日の猛暑というダブルパンチで油断の出来ない状態となっております。防災について考えていますとついつい個人(自分自身)の備えに気が向いてしまいがちですが、家族や親戚、知り合い等々の備えについても少し考えてみてはいかがでしょうか。ちょうど8月は「お盆」という里帰りシーズンが控えております。

元々はお盆に家族や親戚が集まる機会を使って、安否確認(171やweb171)の訓練利用をぜひ活用して・・・とご紹介する予定でしたが、災害用伝言ダイヤル(171)、災害用伝言板(web171)ともに災害時の利用が継続中のため、訓練での利用はお控えください。

少し視点を変えまして、里帰りの際の「お土産」として防災用品をプレゼントというのはいかがでしょうか?
今回はお土産としてオススメの防災用品をご紹介します。

転倒防止器具

地震対策のための定番の防災用品です。地震の揺れで家具が倒れて人が下敷きになる、避難ルートが塞がる等を防止してくれます。(様々な形状があり、建物や家具によって向き不向きがあります。)
取り付けが面倒、1人では家具を動かしたり高いところに上るのはちょっと・・・という方が多い事から、実家への帰省時に取付まで行ってあげますと喜ばれます。

転倒防止

 

簡易トイレ

地震による上下水道の破損時に役立つ防災用品として注目されておりますが、洪水・土砂災害による断水や下水管の水没、垂直避難時の増設トイレ(持ち運べるトイレとして、屋上やベランダ、トイレの無いフロアでも利用可能)としても大活躍する防災用品です。


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キャンプなどのアウトドアでも利用できるので、小さいお子さんのいる親戚や知人等にも喜ばれます。


簡易トイレと言いますと、汚物を処理する薬剤と廃棄用の袋という組み合わせが多いのですが、「持ち運べるトイレ」として快適に利用するには、腰を下ろして用を足せるオプションの便器もぜひご用意ください。(とくに足腰に不安のある方には必須オプションです。)

マイレットmini-10マイレットs-100

ライト類

停電対策に有効なライト類は地震や洪水・土砂災害を問わず、様々な災害時に活躍します。LEDを光源に使った最新のライトは明るさも電池寿命も大幅にアップしているため、お土産にオススメです。

懐中電灯

手持ちで扱いやすい、照らしたいところを照らせるという特徴があります。(すでに家にある、というケースが多いためお土産としてはオススメしません。)

ヘッドランプ

専用のバンド等を使って「おでこの位置」に固定するライトです。(私が講習会でお話するときは「探検隊が使うようなライト」と表現しています。)
ライトを手に持つ必要が無く、両手が自由に使える事が特徴で、消防や警察等のプロにとっては定番のライトです。
おでこに固定して目の前だけを照らすため、使いこなすには少し慣れが必要です。

デスクライト

防災用にはランタンという定番がいつの間にかできておりますが、テーブルの上や作業したい場所など一部を照らすだけならば強力なランタンは必要ありません。乾電池+LEDを組み合わせたデスクライト(一般的な名称が決まっておらず、折り畳みライト、テーブルライトといった名称も使われています。)であれば停電時にとても便利です。ある程度、照らす方向を限定できるタイプですと、眩しすぎて周りの人に迷惑をかけるといった事も抑える事ができます。

デスクライト
【補足】ライト類は電池が必須ですが、手に入りやすい単三・単四型を使うタイプをお勧めしています。

この夏はぜひ「防災親孝行」に挑戦してみてはいかがでしょうか?

初めて防災用品を購入する法人様へ

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