30年以内に70%程度の確率で起こると予測されている南海トラフ地震。

最大でマグニチュード9にも及ぶ大規模な地震が日本を脅かそうとしています。

今回は南海トラフ地震がもし起こってしまった時、どんな被害が想定されるのか、また、具体的にどのような対策が必要なのかを詳しく解説していきます。

 

1.南海トラフ地震とは?

南海トラフは、日本列島が位置する陸のプレートの下に、海のプレートであるフィリピン海プレートが南側から沈み込んでいる場所です。プレートには陸のプレートと海のプレートの2種類があり、海のプレートは陸のプレートよりも固くて重いため、2つがぶつかると海のプレートは陸のプレートの下に沈み込んでしまいます。この沈み込みに伴い、2つのプレートの間にはひずみが蓄積され、そのひずみが限界まで達すると、ひずみを解放するため、地震が起こります。

今回想定されている南海トラフ地震は、その被害が過去最大クラスとも言われています。

 

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2.最も死者想定が多いのは静岡県!南海トラフ巨大地震が起こる可能性

南海トラフでは約100~200年の間隔でひずみを解放する大地震が発生しており、平均発生間隔は88.2年とされています。

近年、南海トラフで発生した大地震は1944年に発生した昭和東南海地震と1946年に発生した昭和南海地震があります。これらの地震が起きてから70年近くが経過しており、南海トラフでの大地震発生の可能性が高まってきています。

地震調査研究本部では将来南海トラフ地震が起こる可能性を30年以内に70%程度と評価しており、地震の規模はM8~9クラスと想定されています。

なお、最悪のケースの場合、最も死者が出る地域は静岡県と言われており、

その数は10万人を超えると想定されています。

また、損壊した建物や電気、通信、上下水道の再建、復旧にかかる費用、失われる資産の価格、災害廃棄物処理費用の累計で算出される被害額は愛知県がトップで、その被害額は30兆円以上と言われています。

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3.死者想定32万人!正しい知識で一人でも多くの被害をなくそう!

2015年3月に政府が公表した被害想定では、最悪のケースで死者は32万3千人、負傷者は62万3千人、全壊・焼失建物は238万6千棟、自力で逃げられなくなる脱出困難者は31万1千人、浸水面積は1015平方キロと推計されました。

断水も深刻で、東海三県では約8割の世帯が断水すると言われています。

また、帰宅困難者は最大660万人、エレベーターに閉じ込められる人も2万3千人にも及ぶと想定されています。

このような状況の中で1人でも多くの被害者を減らし、皆様の安全を守るためにはどうすべきか、最善の対策をまとめてみました。

3-1.自分の命は自分で守る!揺れや津波が起きた時の対策

■地震の発生を早く知る

地震をすばやくキャッチし、強い揺れが始まることを数秒から数十秒前にお知らせする緊急地震速報は、テレビやラジオ、携帯電話などを通じて受信できます。※ 携帯電話については設定が必要な場合があります。お使いの電話会社にて確認し、必ず緊急地震速報を受信できるようにしておきましょう。

■頭をまず守る!!

落下物に注意し、揺れを感じたらすぐにテーブルや机の下に隠れて、クッションや座布団で頭を保護しましょう。

■危険な場所から離れる

倒れるおそれのあるブロック塀や、土砂崩れのおそれのあるところからは絶対に離れましょう。

■弱くても長い揺れを感じたときは、津波の危険性があります!指定された避難所へすぐ非難しましょう。状況によっては、高いところに避難するのもよいでしょう。

■地域でのコミュニケーションを大事に!日ごろから地域で話し合い、想定される被害について備えておきましょう。(避難所の場所やお年寄り・お子様の状況など)

 

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3-2.もしもの時に備えよう!非常時持ち出し品や備蓄品について

非常時持ち出し品とは、地震や災害の際できるだけ身軽に避難できるよう、最低限の必要品を持ち出すことを言います。

非常持ち出し袋などに入れ、寝室や玄関先などの避難をするときの通り道に置いておきましょう。

備蓄品とは、地震や災害時にライフライン(電気・ガス・水道)が止まってしまった時に備えておくものです。最低でも3日から1週間程度の備蓄品が必要となるでしょう。

飲料水や食料、断水時の携帯トイレなどは必ず必要な備蓄品となります。

もしもの時に必ず備えておきましょう。

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は皆様の生活の脅威となりかねない南海トラフ地震の想定被害とその対策について解説させていただきました。

もしものことがあったとき、適切な対策と知識で、地震の脅威から一人でも多くの被害をなくし、安心して暮らせる日々を手に入れましょう!

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