防災やアウトドアで寒さ対策に役立つグッズ

12月に入り、いよいよ冬らしい寒さがやってきました。近畿地区では11月まで暖かい日もあり、体が慣れていない方もいらっしゃるかもしれません。

今回は私が個人的に真冬の東北や北海道で雪の中を歩き回ってきた経験から、防災やアウトドアで寒さ対策に役立つグッズをご紹介します。

使い捨てカイロ

 

 

 

 

おなじみの冬の定番グッズです。手軽ですので使う予定がなくても鞄に入れておくことが多いです。防災用品として備蓄している場合もあります。

新聞紙

 

 

 

 

こちらも防災では定番で、一旦クシャクシャにしてから上着の下、服の下などに詰め込み、空気を含ませることで保温することができます。

大き目のゴミ袋

 

 

 

 

持ち物を濡らさないために「一時的に包む」目的で持ち歩いていましたが、首を出す部分を切り抜くことでボンチョのようになり、簡易雨具や風よけとして利用できます。

靴下

 

 

 

 

予備の靴下があれば雪や汗で濡れても履き替えることができます。厚手、薄手、機能性生地(防水靴下等)など色々選ぶことができます。寒い時期は厚手を履きますが、少しハードな使用法として「薄手靴下+ビニール袋+薄手靴下」という3層構造で履く場合があります。(常用ではありません)これは雪解けシーズンに防水靴でも対応できない場面で急場を凌ぐために使います。(例:旅先で長靴が無い場合)

また洗濯後の靴下ならばミトンのように手を保護することもできます。

靴の中敷き型カイロ

冬用品の特設コーナーで必ずチェックする極私的定番品の一つです。(コンビニ等ではなかなか見かけないため)これに出会ってからは冬の写真撮影(例:歩き回った後、一定時間じっとしている)では必須となりました。足元からの冷えをストップさせ、ホカホカにしてくれます。必ず靴の中で使用するという注意点があり、主に屋外用と割り切る必要があります。

タオルやバンダナ

 

 

 

 

手を拭く、体を拭くといった使い方以外にも、大きめの布は汎用性があります。私はマフラーの代わりに使ったり、新聞紙と同様にタオルを上着の下に挟んで保温性をアップさせていました。

エマージェンシーブランケット

 

 

 

 

名称は様々ですが、主にポリ系素材の生地にアルミ等を蒸着させた薄いシート状ものが主流です。断熱性能や熱を反射する性能があり、風を通さないため、体に巻くことで体温を外に逃がさず保温することができます。毛布のように厚みがないため、横になる際には少々物足りないのが難点です。

最後に今回ご紹介しましたグッズやテクニックは一部を除いてほぼ全て実際に活用したことがあります。エマージェンシーブランケットは毎回リュックの中に入れていましたが、幸運にも旅先で使ったことはありません。訓練や講習会以外の実用例として、東日本大震災の翌朝の東京ではエマージェンシーブランケットを巻いた人をちらほら見かけました。風よけ寒さよけとして会社等で配布されていたようです。

今回ご紹介しました寒さ対策は屋外での防災だけでなく、車の中や暖房が止まった建物
の中でも役立ちますので、知識だけでも触れて頂くことをお勧めします。

初めて防災用品を購入する法人様へ

この記事が気に入ったらいいね!しよう

SNSでフォローしよう

関連記事