地震や津波などの自然災害が起こったとき、 私たちは身を守るために安全な場所へ避難しなければいけません。 今地震が起きたら、あなたはすぐに避難所へと避難することが出来ますか? 外出中に地震が起きた時、どこに避難すべきか判断することは出来ますか? いざという時にしっかり行動出来るよう避難する場所と 避難所までの安全な道順を確認しておきましょう!  

避難所とは

避難所とは、地震や津波などの災害によって家を失ってしまったり、 災害の被害を受けた人や被害を受ける可能性のある人が、 一定の期間避難生活をする場所です。 避難所で生活をする人は、自分が住んでいる地域の住民だけではなく、 たまたまその場所を訪れていた旅行者、観光者なども対象となります。

避難所となる施設は、事前に地域防災計画の中で指定されていることが多く、 主に公民館などの集会施設や、学校の体育館などの公共施設が中心となっています。 避難所での生活は短期間とされていますが、 自分で自宅を確保するか、仮設住宅に入居できるようになるまで避難生活は続きます。 阪神・淡路大震災では長い人で約7ヶ月間、東日本大震災では1年を超えて 避難所での生活を余儀なくされた人もいます。 避難所での生活期間は、一般に災害の被害規模が大きくなればなるほど長くなります。

災害が起こったとき、私たちはどのような場所で避難生活を過ごすのか きちんと確認をして非常時に備えておく必要があるでしょう。  

避難場所とは

避難場所とは、災害が起こったときに一時的に避難する公園などの場所を指します。 避難生活が出来る避難所とは違うので区別して覚えておきましょう。 避難場所は広域避難場所ともいわれます。 広域避難場所と記載された案内板や 避難場所までの誘導標識などを見かけたら覚えておくといいですね。

最近ではスマホアプリでも避難場所を検索出来ます。 【防災情報 全国避難所ガイド】という防災アプリでは 全国の自治体情報と 10 万件以上の避難所、避難場所データベースが収録されており、 今いる場所から最も近い避難所を検索、道順をルート案内してくれます。 いざという時の為に、アプリをインストールしておくのも良いでしょう。

避難所での生活ルール

たくさんの人が、厳しい避難所環境の中で、 より快適な共同生活を送るためには、最小限の生活ルールを定め、 避難者全員で協力しルールを守ることが必要となります。 生活ルールの項目には、起床時間、消灯時間、食事時間などの時間や 貴重品の自己管理、トイレやゴミの分別等などがあります。

厳しい状況だからこそ、ルールとマナーをしっかり守り 生活しやすい環境を自分たちで作っていくことが大切です。

避難所の運営

避難所を運営するのは国や市などの行政機関ではなく 避難する私たち自身が主体となります。

避難所の運営をスムーズに行うために、 日頃から地域の自治会や自主防災組織、 避難所に指定されている学校などの施設管理者、 役所の防災課などと協議して事前に運営計画を作成し、 避難所運営の演習を行っておくことが必要です。

まとめ

避難所と避難場所には避難生活を送ることが出来るかどうかの 明確な違いがあるので区別して覚えておきましょう。 事前に避難所や避難場所がどこにあるか調べておくことも大切です。 知らない土地で災害に見舞われた場合は、 防災アプリや誘導標識などを活用してあせらずしっかりと避難しましょう。

避難所での生活は日頃の生活とは違い厳しい環境が予想されます。 より快適な避難生活を送るため、事前に備えておくことが重要です。